2019年08月

鈴木教則本を使っていると、1巻の後半と3巻の2曲目にこの曲が出てきます。

優雅で美しいメロディーの名曲ですので、しっかり練習してお得意のレパートリーにしましょう。

3巻のこの曲の後半(メヌエット2)は、ポジション移動もあり難しいので、しっかり練習しましょう。特に27小節は落ち着いて練習しましょう。

軽快で陽気なメロディーの、楽しい曲です。

ワンボウスタッカートや素早いポジション移動を練習するのにちょうど良い曲なので、よく弾き込みましょう。

13小節は5ポジションから3ポジションへの移動と下げ弓から上げ弓へと返すタイミングがずれていることに注意して練習しましょう。

第二部の第2節は、基本的には第1節のメロディーの1オクターブ上で、重音を含むメロディーのあと、ワンボウスタッカートで高音へと上がってゆきグリッサンドで下がるフレーズを弾く、難しい所です。第1節をしっかり練習して、メロディーがよく理解できていると、音程が取りやすくなります。

とても細かい32分音符や64分音符がありますが、ゆっくり落ち着いて練習しましょう。

特に高音へと上がってゆくワンボウスタッカートは、右手も左手も繊細なコントロールが必要なので、youtube等で良いお手本を見つけて、よく見て、何度も何度もしっかり練習しましょう。

三楽章の3ページ目の117小節からのフレーズはかなり難しいので、早めに練習をはじめましょう。

1弦7ポジションから4弦3ポジションまで弾いて、すぐにまた1弦7ポジションに戻る時、非常に早くかつ正確な左手の動きが必要なので、何回も何回もしっかり練習しましょう。

3ページ目の最初の16分音符のフレーズも指がもつれやすく難しいので、しっかり練習しましょう。

鈴木教則本の1巻、2巻でおなじみの、綺麗なメロディーの名曲です。

1巻ではイ長調で、はじめて3弦を使って弾く曲として登場し、2巻ではト長調で、はじめての合奏練習曲、はじめてサードポジションで弾く曲として登場します。

バイオリンの基礎を習得するためのとても優れた練習曲なので、何度も何度も繰り返し練習しましょう。

ロングロングアゴーに限らず鈴木教則本の1巻前半の曲は、ハイポジション、重音奏法、フラジオレット奏法、左手ピチカート等、高難度の演奏技術を習得するための練習曲としても役立つので、どの曲もしっかり練習しましょう。

教材ガイド2019年8月版

stage1
鈴木教則本第一巻、かえるのうた、チューリップ、アメイジンググレイス、4弦ゼロから1弦ヨンまでのト長調の音階とアルペジオ

stage2
鈴木教則本第二巻、4弦ゼロから1弦ヨンまでのト長調の音階とアルペジオ、ジュピター、アメイジンググレイス二重奏

stage3
鈴木教則本第三巻、4弦ゼロから1弦ヨンまでのト長調の音階とアルペジオ、運指練習(シュラディエック)、ジュピター、アメイジンググレイス二重奏、ダニーボーイ、主よ人の望みの喜びよ

stage4
鈴木教則本第四巻、summer presto、winter largo、パッヘルベルのカノン、partita3 bourree、情熱大陸、ジェラシー、コットン・アイ・ジョー、白鳥

stage5
鈴木教則本第五巻、partita3 gigue、summer presto、etude caprice4、ブランデンブルグ協奏曲第3番、ラ・クンパルシータ、エル・チョクロ、ヘンデルのソナタ第4番2楽章、愛の挨拶、ハンガリー舞曲第6番

stage6
etude caprice4、partita2 giga,corrente、タイスの瞑想曲、ラ・フォリア(鈴木版)、フィオッコのアレグロ、ドッペル協奏曲1楽章、ハンガリー舞曲第5番、チャールダーシュ、スプリングソナタ

stage7
etude caprice3、スペイン交響曲5楽章、partita2 sarabanda,allemanda、sonata3 largo、カノンロック、バッハの協奏曲ホ長調またはイ短調

stage8
etude caprice2、partita3 preludio,gavotte en rondeau、caprice24、モーツァルトの協奏曲第4番

stage9
partita2 ciaccona、フバイのカルメンファンタジー、メンデルスゾーンの協奏曲

stage10
チゴイネルワイゼン、序奏とロンド・カプリチオーソ、ベートーヴェンの協奏曲、チャイコフスキーの協奏曲

stage00
青い山脈、浜辺の歌、早春賦、ふるさと、あざみの歌、丘をこえて、リンゴの唄、荒城の月、琵琶湖周航の歌、高原列車はゆく、七里ヶ浜の哀歌、とうだいもり、もみじ、赤とんぼ、星影のワルツ、瀬戸の花嫁、旅愁、星の界、朧月夜、夏は来ぬ、七つの子、上を向いて歩こう、影を慕いて、冬景色、青葉茂れる櫻井の、椰子の実




stage6からstage10までは、おそらく100人のバイオリン奏者がいれば、100通りの道があるくらい、人それぞれだと思います。とは言っても何か基本となる教材があった方が、スムーズに上達してゆけると思います。

バッハの無伴奏ソナタ・パルティータを比較的弾きやすい曲から徐々に難しく長い曲へと進んでゆくようにすれば、中級から上級への優れた基本教材となります。

一例としてパルティータ3番ブーレ→パルティータ3番ジーグ→パルティータ2番ジーガ→パルティータ2番サラバンド→ソナタ3番ラルゴ→パルティータ3番プレリュード→パルティータ3番カボット・エン・ロンド→パルティータ2番シャコンヌと順番に練習してゆけば、ステージ4からステージ9までのレベルアップに大変有用な教材になると思います。

上記のバッハ無伴奏にヴェニヤフスキーのエチュードカプリース、スペイン交響曲5楽章、ビバルディやバッハのコンチェルト、ベートーヴェンのソナタ、愛の挨拶、タイスの瞑想曲、チャールダーシュ、ハンガリー舞曲等の小品を加えて、最もスムーズに中級から上級へと上達することができる教程を構築することが、このブログの目的でもあります。

つづく

鈴木教則本の1巻から5巻は、本当によくできていると思います。全くそのまま教則本だけで進んでも良いと思いますが、副教材を取り入れるとより良い教程になる場合もあります。

最初の合奏練習曲として「かえるのうた」、入門段階のレパートリーとして「チューリップ」、左手ゼロ、イチ、ニ、移弦、スラーの練習曲として「アメイジンググレイス」、1巻後半のト長調から3巻の終わりまで毎レッスンの最初に弾く「4弦ゼロから1弦ヨンまでのト長調の音階とアルペジオ」、2巻・3巻と一緒に「ジュピター」、3巻後半でシュラディエックの「運指練習」、4巻のビバルディの協奏曲に入ったら「summer presto」、「winter largo」、「パッヘルベルのカノン」、「白鳥」等、5巻と並行して「etudo caprice4」など、取り入れると上達に効果的な曲やエチュードは多くあります。

基本的にstage1からstage5までは鈴木教則本を中心に、他の曲やエチュードを加える教程がベストだと思います。

つづく

数年前、2か月で1巻、10か月で5巻という、超ハイペースで上達する生徒さんが来てくださって、私も必死でレッスンをしていました。

鈴木教則本を使ってレッスンしていたのですが、その生徒さんが5巻を終えた時、6巻以降も鈴木教則本を使ってレッスンを進めてゆくことがベストかどうか、あらためて考える必要に迫られました。

昔ならば、カイザー教則本やクロイツェル教則本、あるいは小野アンナやフレッシュ・ロスタルの音階教本を鈴木教則本と併用してレッスンを進めていったと思うのですが、youtubeをはじめ、ネットを通じて多くの資料や情報が手に入る今日、今の時代に合った最善の教程を構築し直すべきではないかと思ったのです。

すでに音階練習にはsummer presto、合奏練習にはパッヘルベルのカノンを取り入れる等の工夫はしていたのですが、鈴木教則本そのものが6巻以降はヘンデルのソナタとモーツァルトのコンチェルトに偏りすぎており、教程全体を今の時代に合ったものにすべきと思いました。

そしてちょうどその頃、メニューインコンペティションが開催されており、その課題曲のヴィエニヤフスキーのエチュード・カプリースとバッハの無伴奏ソナタ・パルティータを中心に中級から上級へと進む、今の時代に合ったベストの教程の構築に取りかかりました。

つづく

鈴木教則本の2巻の2曲目はバッハのミュゼットです。
テンポの良い軽快な曲ですが、最初はゆっくり丁寧に練習しましょう。

この曲で、8分音符をスラー無し、2つのスラー、4つのスラーで、弓を上手に配分して弾く練習ができます。特に14~15小節の4つのスラーは、前の音で弓を使いすぎて後の音の時に弓が足りなくなることがないよう、弓の配分に注意して弾きましょう。

弓の配分、弓を動かすスピードのコントロールは、とても重要な演奏技術なので、しっかり練習しましょう。

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