2019年09月

3ページ目も特に難しい所はないと思いますが、最後の方に2音だけですが、フラジオレットが出てきます。

一弦のゼロとサン、同じく一弦のイチとヨンで弾くフラジオレットですが、フラジオレットとしてはそれほど難しいものではないのですが、失敗するとものすごく目立つので、絶対に失敗が許されないフラジオレットです。

なので、絶対に失敗しなくなるまで練習せざるを得ないので、とても良いフラジオレットの練習になります。

フラジオレットを使う曲と言えば、チャールダーシュやチゴイネルワイゼンが有名ですが、それらを弾くための練習曲としてもエチュード・カプリスの3番はとても良いと思います。

十数年前、スプリングソナタを弾いていた頃、4楽章の最後のほうが難しかったような記憶があったので、久しぶりに少し弾いてみました。

この十年くらいの間、生徒さん達と練習に明け暮れる日々をおくってきたので、だいぶん演奏能力が向上したみたいで、以前ほど難しくは感じませんでした。

175~180小節のオクターブ奏法、221~223小節の三連音等は綺麗に弾きこなすためには練習が必要かもしれませんが、全体的に楽しく弾きやすい曲なので、summer prestoやバッハ無伴奏やエチュード・カプリスの練習がある程度進んだらスプリングソナタの練習をはじめてみるのも良いと思います。

楽譜によって3ページ目の終わりの方に収録されていたり、4ページ目のはじめの方に収録されていたりするようですが、120~122小節はダブルシャープが出てきてわかりにくい所ですが、お手本をよく聞いてメロディーをしっかり頭に入れてから弾くと、難しくない所です。

この後、123小節から終わりまでは前半で弾いたメロディーの再現なので、普通に弾いていけば問題なく一楽章の最後までいきます。

一楽章全体を通して特に難しい所は3ページ目の重音の入ったところ(95~101小節)と、30~32小節、48~50小節他の軽快に動くフレーズだと思います。他の所もそれほど簡単に弾けるわけではないですが、落ち着いてゆっくり練習すれば弾きこなせるようになります。

とても美しく陽気なメロディーの名曲なので、エチュード・カプリスや無伴奏パルティータ3番の練習がある程度進んだら、ぜひ弾いてみましょう。

前に書きましたが、4ページ目はかなり難しいです。しかし、5ページ目は比較的弾きやすいです。

5ページ目の前半は1〜4ページで既に練習したフレーズで、後半もほぼGmとDのアルペジオとニ長調の音階で、前のページとくらべるとかなり弾きやすいです。

難しい4ページ目は時間をかけてじっくり練習するとして、5ページ目を先に練習してしまう方がスムーズに練習を進めることができそうです。

95小節は4つつながりの16分音符を4つスラーで弾く弾き方と、前2つ、又は前3つをスラーで弾く、あるいは前2つと後ろ2つをそれぞれスラーで弾く弾き方がありますが、どの弾き方でも良いと思います。最後の8分音符はアウフタクトと考えて上げ弓で弾きましょう。

96~101小節は、基本的には8分音符1つ分の長さを1弓で、1小節を下げ上げ4回のシンプルなボウイングで弾いてゆけば良いと思います。それでもし、単調すぎると感じたら、98小節と99小節の後半に4分音符1つ分の長さのスラーを入れてみると良いのではないかと思いました。

ポジションはこの区間は全部ファーストポジションで弾く方がすっきりした良い演奏ができると思います。97小節は臨時記号に注意して落ち着いて練習しましょう。


まだ本格的な練習ははじめたばかりで、練習が進むにつれて意見が変わるかもしれませんが。

今日はE-durを練習する時間が無くなってしまったので、数日前のレッスンで思ったことを。

鈴木教則本に沿って練習する場合、弓の持ち方、楽器の持ち方ができたら次はタカタカタンタンの練習に進むのですが、この16分音符4つと8分音符2つの「タカタカタンタン」を、最初はよりわかりやすく、「さげあげさげあげさーげあーげ」と言うのですが、何度も言っていると疲れるので、適当なタイミングで「タカタカタンタン」に切り替えます。

この時、いきなり切り替えると「タカタカタンタン」という言葉をはじめて聞く生徒さんとしては「タカタカタンタンとは何ぞ?」という疑問が湧くので、ちゃんと「さげあげさげあげさーげあーげは、リズムで言うとタカタカタンタンなので、これからはさげあげさげあげさーげあーげの代わりにタカタカタンタンと言いますね」と一言説明を入れる方が良いなと思いました。

3ページ目はこの曲の見せ場なので、難しいですが、とても面白いところです。

95~101小節の重音の入ったメロディーは、とりあえず今日は8分音符1つ分の長さを1弓で弾いてみました。無造作に弾くと不協和音が耳障りになりかねないので、かなり弾き込んで、複旋律的なニュアンスを表現できればとても美しい音楽になると思います。

明日は二種類の楽譜のボウイングを試してみようと思います。

つづく

2ページ目は1ページ目と比べると、やや難しく感じます。

48小節後半のドーミファソドラドシド(ミーソラシミドミレミ)は、セカンド→フォースとする楽譜もありますが、ここは全部フォースで弾く方が流れが良いと思います。

57~69小節は、まず音楽の流れをしっかり頭に入れてから、落ち着いて練習してゆきましょう。

次はいよいよ重音の入った美しいフレーズの出てくる3ページ目です。

十数年ぶりに一楽章の1ページ目を弾いてみましたが、美しいメロディーで、楽しく練習できました。2ページ目からはやや難しくなっていたと記憶しているのですが、1ページ目だけでも十分楽しく練習できるので、とてもおすすめです。

昔から家にあった古い楽譜とネット上で公開されている楽譜を見ましたが、ボウイングとフィンガリングに関しては、どちらの楽譜でもよい感じでした。楽譜を参考にしつつ自分の弾きやすいように弾いてゆけば良いと思います。

昔弾いた時よりも弾きやすく感じたのは、無伴奏パルティータの3番をよく練習しているからだと思います。右手と左手が鍛えられるだけでなく、♯4つに慣れるという意味でも無伴奏パルティータの3番はしっかり練習しましょう。

鈴木教則本を7巻まで進むとイ短調のコンチェルトを練習するのですが、バッハのコンチェルトはニ短調のドッペル、イ短調、ホ長調と3曲あるので、ドッペルの1楽章は合奏練習曲として重要なのでできるだけやる方が良いと思いますが、イ短調、ホ長調の2曲については、どちらか好きな方を選んで練習すれば良いと思います。

ホ長調コンチェルトの1楽章は陽気で軽快な主題から始まります。楽譜によってボウイングやポジションの指示が違う場合がありますが、弾きやすいボウイング、ポジションで弾いていけばよいと思います。8小節目のシドレシソ(固定音階ではレ♯ミファ♯レ♯シ)はハーフポジションで。

つづく

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