ニ長調やスラーの練習がある程度進んだら、いよいよstage1の仕上げ、1弦から4弦まで、全部の弦を使ってト長調の音階とアルペジオ、そしてト長調の曲を練習します。

4弦ゼロから1弦ヨンまでのト長調の音階とアルペジオはバイオリン演奏の最も基本的で重要な練習ですので、stage1後半からstage3までは、毎練習、毎レッスン、必ず練習しましょう。

鈴木教則本の後半に収録されている「バッハのメヌエット1番から3番」、「楽しき農夫」、「ゴセックのガボット」は、鈴木教則本を使わない場合でも練習した方が良い、おすすめ曲です。他にも練習した方が良いおすすめ曲はたくさんありますが、「ジュピター」、「アメイジンググレイス(二重奏)」、「ダニーボーイ(二重奏)」等おすすめです。

また、ニ長調の時と同じく、イ長調やニ長調で練習した曲をト長調に移調して弾いてみるのも、良い練習になります。