鈴木教則本の3巻はトナリゼイション、ト短調の音階とアルペジオ、ヴィブラートの練習からはじまって、マルティーニのガヴォット、バッハのメヌエット、バッハのガヴォット(ト短調)、ユーモレスク、ベッカーのガヴォット、バッハのガヴォット(ニ長調)、バッハのブーレ、第二ポジションの練習等が収録されています。

これらも全て非常に重要な練習曲なので、1巻、2巻、4巻ともども購入してじっくり練習することをおすすめします。ヴィブラートやポジション移動といった演奏技術は長期間かけて習得するものなので、stage2、stage3から練習をはじめて、本格的に演奏の中に取り入れるのはstage4からと考えるのが良いと思います。

そうゆう意味では、鈴木教則本では4巻前半のザイツの協奏曲までをstage3、ビバルディの協奏曲からstage4と解釈できると思います。

stage2、stage3では鈴木教則本収録曲以外では、ジュピター、主よ人の望みの喜びよ、ダニーボーイやアメイジンググレイスの二重奏、シュラディークの運指練習、ポジション移動もはいっていますが金婚式などがおすすめです。