ファースト・セカンド2段、5ページの楽譜の4ページ目です。

grazioso e molto legato.からソーファソミレシソソ♯ラファミソドミドソミソミソミソというメロディーが変ロ長調→ハ長調→ニ長調と一音ずつ上がりながら3回繰り返しますが、二回目のハ長調の部分をしっかり最初に練習しておけば、変ロ長調、ニ長調の部分も1ポジションづつ移動するだけなのでスムーズに練習できます。

次の小節はミソドミドソミソミソミソというメロディー(先のメロディーの後半部分)をさらにホ長調→嬰ヘ長調と弾いてゆきます。6→8→7→9のポジションをしっかり意識しながら弾くと安定した演奏ができます。

次の2小節は16分音符6個の減7の分散和音のフレーズを増2度(短3度)づつ下降しながら弾いてゆきますが、後のローポジションで弾く小節の方を先にしっかり練習しておくと、前半のハイポジションはそのオクターブ上なので、スムーズに練習できます。ポジションは前半9→7、7→6、6→4、4→2、後半2→1、1→3、3→1です。