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ステージ6は上級編後半。

チゴイネルワイゼン、序奏とロンド・カプリチオーソ、無伴奏パルティータ2番、フバイのカルメンファンタジー、メンデルスゾーンの協奏曲、ベートーベン、チャイコフスキー、ブルッフ、ブラームス、シベリウス、プロコフィエフ等の協奏曲、他。

いわゆるドッペルの1楽章。鈴木教則本では4巻の最後に第二ヴァイオリン、5巻の最後に第一ヴァイオリンという形で収録されていますが、かなり微妙な所だと思います。

第二ヴァイオリンもかなり難しく、本当にちゃんと弾きこなすためには7巻か6巻くらいの技術レベルが必要だと思います。7巻にはイ短調協奏曲が収録されており、同じバッハの協奏曲なので、さほど難しさは変わらないと思います。

鈴木教則本は1~3巻までは優れた点が多く、若干の練習曲を補完すれば、おそらく最高の入門・初級用の教材だと思いますが、4巻以降はぜひとも弾いておきたい曲(夏の3楽章、エチュード・カプリス、金婚式、カノン、バッハ無伴奏、等)が収録されておらず、ヘンデルとモーツァルトの割合が異常に高い、意図のよくわからない微妙な選曲、曲順が多くなってくる等、あまりおすすめできません。

入門・初級は鈴木教則本を中心に、中級・上級は夏の3楽章、エチュード・カプリス、バッハ無伴奏を中心に定番レパートリーを仕上げてゆく、という流れが一番良いと思います。

バッハ無伴奏は、パルティータ3番のブーレ→同ジーグ→パルティータ2番のジーガと進む予定にしていたのですが、思ったよりパルティータ2番のジーガが難しく、パルティータ3番のジーグがだいたい弾けるようになったら、少しバッハ無伴奏をお休みして、基礎練習として夏の3楽章とエチュード・カプリスをやりながらスペイン交響曲の5楽章、スプリングソナタ、バッハのホ長調コンチェルトのうちのどれかを練習するという流れに変更しようと思います。

バッハ無伴奏はそれら3曲のうちのどれかが仕上がったら、パルティータ2番の中のどれか1曲又は数曲、あるいは全曲、もしくはパルティータ3番のプレリュードかガボット・エン・ロンド、ソナタ3番のラルゴあたりをやるのが良いのではないかと思います。そして、頃合いを見計らってメンデルスゾーンを3楽章から順番に仕上げてゆくか、あるいはモーツァルトの4番をやるのが良いのではないかと。

今日はいつもの練習が終わって、少し時間があったので、スプリングソナタの1楽章1ページ目を練習しました。十年以上弾いていなかったのでなかなかうまく弾けないですが、バッハのホ長調コンチェルトともども大好きな曲なので、時間がある時は練習しようと思います。

スプリングソナタの1楽章の1ページ目を弾いてみました。

オイストラフ版とヨアヒム版が手元にあり、オイストラフ版で弾いてみたのですが、ヨアヒム版よりやや難しいポジションになっている所がありました。

5小節が4ポジションになっていたり、50小節が2ポジションになっていたりしますが、どちらもヨアヒム版ではファーストポジションです。

弾き込んでゆくとオイストラフ版の方が良いと思うのかもしれませんが、最初はヨアヒム版の方が弾きやすく感じると思います。

私が持っている楽譜はヨアヒム版がペータース、オイストラフ版はIMCです。

今日も時間が無くなってしまったので、これならすぐに弾けるだろうと思って、十数年ぶりにスプリングソナタの3楽章を弾いてみました。

半ページ足らず、わずか5段の曲で内容もほぼスケールで、本当にすぐに弾けてしまいました。

昔はそれなりに練習した記憶があるのですが、最近スケールが山ほど出てくる曲(夏の3楽章とかプレリュードとかエチュード・カプリスとかジーガとかジーグとかスペイン交響曲の5楽章とか)を毎日毎日練習しまくっているので、本当にすぐに弾けてしまいました。

1楽章、2楽章、4楽章はそれなりに練習が必要だと思うので、スプリングソナタは3楽章から入ってゆくのが楽しくて良いかもしれません。

十数年前、スプリングソナタを弾いていた頃、4楽章の最後のほうが難しかったような記憶があったので、久しぶりに少し弾いてみました。

この十年くらいの間、生徒さん達と練習に明け暮れる日々をおくってきたので、だいぶん演奏能力が向上したみたいで、以前ほど難しくは感じませんでした。

175~180小節のオクターブ奏法、221~223小節の三連音等は綺麗に弾きこなすためには練習が必要かもしれませんが、全体的に楽しく弾きやすい曲なので、summer prestoやバッハ無伴奏やエチュード・カプリスの練習がある程度進んだらスプリングソナタの練習をはじめてみるのも良いと思います。

11ポジションなど普段は無意識に、だいたいこのあたり、という感じで押さえていますが、このエチュードを使うと、しっかりポジションを意識してトレーニングできます。

高いポジションを使うので最初は難しく感じますが、summer prestoで7ポジションまでしっかり練習した後であれば、思ったよりもスムーズに弾けると思います。ハイポジションの練習曲としては、まずsummer presto、次にetude caprice4を教材として使うのがベストだと思います。

鈴木の教則本では2巻の終わりにサードポジション、3巻の終わりにセカンドポジション、4巻でフォース、5巻でフィフスと、徐々に高いポジションを練習してゆく流れになっていますが、2巻から4巻でサードポジションがしっかり練習できたら、後はsummer prestoとetude caprice4の2曲を使って、ポジション移動の感覚を実際のレパートリーの中で身につけるやり方が良いと思います。

summer prestoとetude caprice4の良い所は、youtubeなどのネット動画で、無料で優れたお手本演奏が見れるという点にもあります。昔は存在しなかったネット動画ですが、今は手軽に見れる環境があるので、積極的に活用しましょう。

私のレッスンでは、バッハの無伴奏ソナタ・パルティータは、パルティータ3番のブーレ、同じく3番のジーグ、その次にパルティータ2番のジーガの順番ですすめています。

特別に難しい所があるわけではないのですが、全部を弾きこなそうと思うと、かなりハイレベルの演奏能力が必要です。

ボウイングは、基本的には小節の最初、16分音符6個つながりの最初が下げ弓になるように、アウフタクトは上げ弓で弾いていけばいいと思います。

バッハのオリジナルにほぼ忠実と言われているヘンレ版を使って練習すれば良いと思いますが、弓の上げ下げが、全く楽譜通りだと、8分音符ひとつと16分音符4つの所などでは逆になってしまう場合があるので、16分音符の前二つを上げ上げでひくか、8分音符とひとつめの16分音符を下げ下げで弾く等のアレンジが必要です。

アウフタクトを下げ弓で弾く人もいますが、やはりアウフタクトは上げ弓で。鈴木教則本では、アウフタクトは一巻の「クリスマスのうた」で習うのですが、バッハ無伴奏まで辿り着く頃には忘れてしまっているようです(汗)。

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