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楽しい朝

アレグレットの次は楽しい朝です。2つの8分音符と1つの4分音符ですすんでゆくところはアレグレットと似ていますが、3段目の43214321の部分を綺麗に弾くのは意外と難しく、しっかり練習して力を付けましょう。

アレグレット

鈴木教則本第一巻で無窮動、指の練習 No.1、ニ長調の音階とアルペジオができたら、いよいよ3弦を主に使うニ長調のアレグレットを練習します。

ニ長調の練習曲としては、チューリップ、こぎつね、ロングロングアゴー等、イ長調で練習した曲をニ長調でも練習するというやり方でもいいと思いますが、鈴木教則本を使うのであれば教則本のとおりにアレグレットと楽しい朝の2曲を練習すればいいと思います。

ニ長調の音階とアルペジオ

今現在販売されている新しい鈴木教則本第一巻では、無窮動の次の指の練習 No.1でしっかりニ長調の3弦と2弦の練習ができるようになっているので、ニ長調の音階とアルペジオはスムーズにはいれると思います。前に練習したイ長調の音階とアルペジオを1つ低い弦に移しただけなので、あまり難しく感じることもないと思います。

教科書によってはニ長調やハ長調から始めるものもありますが、バイオリンの場合、イ長調→ニ長調→ト長調とすすむ教程がベストだと思います。

指の練習 No.1

鈴木教則本第一巻では無窮動の次にイ長調からニ長調へとすすむ橋渡しとして、指の練習 No.1というエチュードが入っています。

02132431の繰り返しなのですが、古い鈴木教則本では8分音符のみで、弦も1弦と2弦のみとなっており、それほどの重要性はないように思うのですが、新しい鈴木教則本では前半は8分音符、後半は16分音符となっており、また、1弦と2弦だけではなく3弦もあるので、非常に有益なエチュードになっています。

このエチュードをしっかり練習することにより3弦に慣れて、ニ長調へとスムーズにすすむことができます。しっかり練習しましょう。

無窮動

鈴木教則本第一巻では、イ長調の仕上げに無窮動を練習して、4の指も鍛えて、次のニ長調へすすみます。

前のアレグロから無窮動→アレグレット→楽しい朝→習作の5曲の流れで、ファーストポジションの全弦が弾けるようになり、入門編の仕上げのバッハのメヌエット1、2、3、楽しき農夫、ゴセックのガボットへとすすみます。

このあたりの流れは大変良くできているので、鈴木教則本が世界的にバイオリン入門レベルの教科書として広く使われているのも納得です。

無窮動はそのかなめともなる重要な練習曲なので、しっかり練習しましょう。特別な理由がない限り入門用の教科書は鈴木教則本第一巻が良いと思います。値段が安い方が良ければ日本語版ではなく国際版、中国語版がお手頃な価格で入手可能です。

4の指

昔の鈴木教則本のように最初からいきなり4の指を練習させるのは論外だと思いますが、今の鈴木教則本の4の指の導入も、無窮動の前というタイミングは良いのですが、導入の仕方はやや不親切だと思います。

まず、01234321の前に10011441がありますが、これは順番が逆で、01234321の方を先にすべきと思います。さらに、0と4の音程を合わせるのは、ある程度4の指が使えるようになってからでないと無理があるので、最初は4の指でレのシャープもしくはミのフラットを押さえる練習をした方が良い場合もあります。

(12月7日のメモの再録)

アレグロ

鈴木教則本第一巻は8曲目のアレグロから無窮動、アレグレット、楽しい朝、習作と、鈴木先生のオリジナル曲が続きます。この5曲と4の指の練習、指の練習No.1、音階と分散和音ニ長調・ト長調を練習することによって、1弦と2弦のイ長調から2弦と3弦を主に使うニ長調、全弦を使って弾くト長調へとすすんでゆきます。

イ長調→ニ長調→ト長調とすすんでゆくには、イ長調で練習した曲をニ長調、ト長調で弾くというやり方もあると思うのですが、鈴木1巻のようにイ長調→ニ長調→ト長調をすすんでゆくためのオリジナル曲が用意されている場合は、それを利用するのも良いと思います。

ロングロングアゴー

鈴木教則本第一巻の7曲目がロングロングアゴーですが、この曲で初めて3弦を使う曲を弾くことになります。

ロングロングアゴーを弾く前から、開放弦のロングトーンで3弦や4弦もあらかじめ練習しておけば、よりスムーズに3弦を弾く練習ができると思います。

鈴木教則本ではこの後のアレグロ、無窮動では3弦は使わないので、ロングロングアゴーの練習と並行してアメイジンググレイス(イ長調)の練習をはじめるのも3弦に慣れるという意味では良いと思います。

アルペジオとかすみかくもか

イ長調の音階練習に続いてイ長調のアルペジオの練習をします。これまで隣の音への移動が多い曲を練習してきたのですが、次の曲のかすみかくもかはドミソドのアルペジオから始まります。

イ長調の音階練習→イ長調のアルペジオ→かすみかくもかという流れもよく考えられていて、鈴木教則本の良いところだと思います。

開放弦のロングトーン

鈴木教則本第一巻では、クリスマスのうたの次に開放弦のロングトーンの練習が入っていますが、開放弦の練習は基本中の基本で、教則本にかかわらず、レッスンの最初、練習の最初に毎回する方がいいと思います。


イ長調の音階練習

鈴木教則本第一巻では、開放弦練習の次にイ長調の音階とアルペジオが収録されています。2弦ゼロから1弦サンまで上がって降りてくる最も基本的な音階です。実はバイオリンの場合、音階練習を綺麗な音程で弾くのは意外と難しく、むしろチューリップやかえるのうたやこぎつねやアメイジンググレイスの方が馴染みのあるメロディーであるため、音程はとりやすいと思います。もちろん音階練習は重要なのでしっかりやらなければいけませんが、音程をとる練習としては、弾きやすくてよく知っている曲を音程に気を付けながら何度も繰り返し練習する方が効果的だと思います。

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